2007年8月18日 - きれい！が大好き花屋'S ダイアリー

（秋ちゃん作。宅配用アレンジメント）

（前回のお話の続きです）

サムライ　から、季刊誌が送られて来た。

私は、途中入会？だったので、立春号からまとめて、送られて来た。

季節を感じる優しい絵で彩られた表紙。

まずは、鈴木さんの『夏色グラデーション』を読み始める。
夏色グラデーション　という　言葉、そのものが
こう、優しく嬉しい期待を抱かせてくれる。

どんなことが、描かれて、いるのだろう。。。

うーん、、みなさんにも、全部、読んでもらいたいなあ、、。
抜粋したいところが、たくさん、あるんですけど、、、

タイトルに直結した部分で、心にも、一番刻みついた部分。

（前略）
少し色について。とかく人は物事を『白黒』はっきりとさせたがりますが（そうでない人もおりますが）、私は、全ての事象はグラデーションだと思っています。
例えば環境について。環境に配慮すると言っている人が、車で排ガス捲き散らかしているとしたら、それを矛盾の一言で片付けてしまっていいのだろうかと。

物事を白か黒か
で判断する人にとっては、辻褄の合わない行動と理解するのかもしれません。でも、世の中に、真っ白な、あるいは真っ黒な人なんて存在するのでしょうか。必ず存在し得ないでしょう。

環境に配慮すること。それは一人一人が、先ずは自分自身で出来ることから取り組んでいくこと。そこから出発すると、私は考えています。限りなく白に近づく理想のために、先ずは出来ることから始める。
一人一人のそういう小さな心がけが、もしかしたら大きな流れになり得るのではないでしょうか。

以上、鈴木さん（後略）

0818-b

（花佳子さん作）

例えば、として挙げられている、環境問題について、私自身は、、、たぶん、ちょっと、おちこぼれ組。
大切なことだと、頭ではわかっていながら、自分の生きている中では、かなり、はじっこに追いやって、生きてきてしまった。

オーガニック栽培に取り組まれている鈴木さんや、渡辺さんに出会って、帰って来て、２ヶ月。かわったこと。
資材をムダにしない気持ち。これは、確実に変わったと、思う。

ご自宅用の作り置き束で、残ってしまった花を包んでいた、紙、セロファン。
花束を包むのに切り取ったセロファンで、大きさがあわなかったもの。

もう一度、使おうと思うと、ひと手間かかる。
ほどいて、切って、きれいにして、たたんで保管して、、アレンジのスポンジの下などにひく。

その資材代と作業時間を換算したら、捨てちゃって、もう一度切った方が、手っ取り早い。

でも、そうやって、時間だけ、効率だけを考えて、どんどん、捨てていました。
でも、それは、、、、、と気づかせていただいて、ひと手間かけて、少し、ものを大切にするようになりました。

例えば、スタンド花を撤去して来た後のオアシス。
まだ、乾かないうちに、なるべく早く、使える部分と、だめな部分を切り分ける。
使える部分は、花束の保水用に。

小さなことだけど、毎日の積み重ね、、、。
siro

そして、、サムライを読んで、もうひとつ。
中心人物？の、原伸介さんの発しておられる言葉が、もう、これが、びんびん！響くんです。

自分が、無意識に思っていたことを、ああ！そう、そうなの！と、明瞭に代弁されていたり、
なるほど！そうだ、そうなんだ！と、新しい気づきをもらったり。

今回、特に、びびび（古い、、、笑）と、響いた言葉を、抜粋。
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＊こだわりってのは、内側に向くと、精神的不健康に陥り、外側に向くと嫉妬や批判につながる『おめでたくないもの』なのであります。
（中略）え？今？歳を重ねるごとに、どんどんこだわりが減っています。だから、体も健康だし、人を批判することも、うんと少なくなりました。だから、幸せです。（原さん）
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私自身、昔は、こうあるべき、こうすべき、こうなければ。というのが、すごく多かったと思う。
でも、歳を重ねるうちに、ああ、そういうのもありだよね。そういう時もあるよね。それも、わかるなあって、否定することが、減って来た。

今、ゆずれないものとして、動かずいるのは、『お互いが一緒にいることで、笑顔が増えること』。かなあ。

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＊こだわりよりも寛容を。プライドよりも微笑みを。尊敬よりも親しみを。頑張りよりも楽しみを。そして、北風よりも太陽を。
ソウイウヒトニ　ワタシハナリタイ。（原さん）

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とても、共感します。まさに、私たちは、自分たちの根っこで、そう考えている。
たぶん、最初の３つは、だいぶ、それに近づいていられている気がする。
『頑張りよりも楽しみを』それは、病気後の、この一年で、ぐっと近づけてきたかしら。
北風よりも　太陽を　　かあ。。それは、これから、、かな＾＾。

他にも、ご紹介したい、『言葉』に、たくさん！心動かされています。
この会報、ぜひ、多くの人に、読んでもらいたいなあ、、、、、♪

ああ、感じたこと、いっぱいなのに、うまく、書ききれない。
ん～、そうだな、やっぱり、サムライさんの、会報を、読むがよろし♪ではないかと。

＜おまけ＞
その会報の中に、マイ箸運動とか、バナナの木から作る紙のお話、キャンドルナイト、温暖化を止めるための『豪快な号外』という新聞。いくつかの、私の知らなかった話が書かれていた。

ところが！その話を私が読む数日前に、店主も、別の場所で、その話に、出会っていたの！
彼は、ある勉強会に初めて参加し、その仲間たちが話していたことから、それを知ったのだけど、
こんなに短い日にちの間に、二人が知らなかったことに、別々に出会う、ということは、何か、意味があることなのではないか、、と、思う。

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