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年別アーカイブ: 2015年

長野 薔薇の萬華園さん、片桐花卉園さん~愛知の蓮の産地さんへ



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さて 産地見学の続きです。 長野の薔薇の萬華園さんへ。



アルプスに囲まれた高冷地で 昼夜の気温差が10度以上になるんですって。

この気温差が よいバラを育てる秘訣なのだと、萬花園さん。

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トップの写真は 一緒に行ったお花屋さん フルールミモザの雨宮さんも大好きな薔薇。ストロベリーモンローウォーク。



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圃場で 花を切るとき 薔薇は その産地さんによって これが よい という切り前があります。
切り前 というのは 蕾がどれくらい育ってほころんだときに切るか ということ。



品種によっては 固い状態で切ると まったく 咲き姿が楽しめないものもありますし、 お花も 根っこがなくなった状態でお花を咲かせるのは チカラがいるので ある程度咲かせて 出荷した方が 咲き姿もきれいだったり 長持ちしたり ということもあります。



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ただ 産地さんから市場 そして お店までの タイムラグもありますので そのあたりをふまえての切り前、また お花屋さんによっても もっと咲かせて出荷してほしいなど 趣向や 用途によっても 希望が かわってきます。

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中には 「フルオープン」と称して 反るくらい 咲かせて出荷されることみあります。


ただ 咲かせて出荷する ということは 花びらが 輸送の間に 傷ついたりしやすいリスクもあり、輸送の仕方にも より 気をつかうことになります。



昔は かたーい蕾で出荷させることが 主でしたし、少しでも緩んでいる薔薇をご覧になると、
咲いちゃっている という お客様も 多かったですね。


でも 最近は そういう風に 口にされるお客様も 少なくなったように思います。



そして 切られた薔薇は 花をチェックして 傷がないか 状態は どうか 出荷できるものかを再度チェックして 長さ別に 分けます。
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薔薇は 長さによって 束ねられます。生産者さんによって 10本ずつだったり、5本ずつだったり。
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今回は ちょうと出荷前のお忙しい時間にあたってしまいましたのに 対応してくださって ありがとうございました。
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赤薔薇サムライ(この方は、、薔薇の生産者さんでは ゴザイマセン 笑)
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束ねたものを 一つのケースに箱詰め。
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萬華園さんもそうですが 今 薔薇の生産者さんの多くが 地面に直接植える土耕栽培でなくロックウールという方法で 育てられていらっしゃいます。
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土に変わる培地で 性質が安定 均一なこと 水分の吸収や 拡散にもすぐれ 通気性もよく
水やりの回数を減らすこともできるし 土にくらべて 軽いのだそうです。



土耕栽培の生産者さんも 伺ったこと ありますし そのときに どっちがよくて どっちがわるいということは ないのだと。それぞれの産地さんに 考え方があって それを選択されているようでした。両方を併用されている産地さんもありました。





このロックウール栽培では このように よく 茎を倒して光景をみかけます。
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アーチングという 方法で 茎を 折りまげて 倒すことにより 株元に日がよくあたり 新しい梢が育ち 高品質の薔薇が できるんですって。日本の生産者さんが 考え出された方法で 特許もとられていて 世界各国で使われているようですよ



この萬華園さんは みゆきさんとご主人 そして ご両親の4人で 切り盛りされていらして。
みゆきさんは 今回の旅の発案者 長崎の生産者さんの吉村さんと 20年くらいまえ 同じ市場の仲卸さんで 働いていたんですって。
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そして 20年たって こうして 圃場で 花談義。 花って 素敵。縁って素敵。

みゆきさん 相当 楽しい方で ひとめお会いしたら 忘れないですね♪



お父様は びっくりするほど 立派なひげをたくわえた方で おそばの会の副会長さんでもあるそうです。そう この上伊那の飯島町というところは 古くから 蕎麦の生産が盛んだったそうなのですが、趣味で手打ちで蕎麦をうつ仲間たちが集まり 活動をされているそうです。



~蕎麦の町 いいじま~だそうです。 長野 上伊那に訪ねられたときは おそばをぜひどうぞ♪ 


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さて その次は お待ちかねの 昼ごはん♪
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今回は 去年の夏も圃場見学で お伺いした 片桐花卉園さんが バーベキュー会場。



いやー 美味しかったなああ。。!青空の下 きれいな新築のお宅 圃場もみえるお庭で バーベキュー。 お肉も お野菜も  横山さんのトマトカナッペも みんな美味しかった!
いっぱい 焼いてくださった 堀木さん ありがとうございました*^^*


そして お母様のにぎってくださった おにぎり は 絶品! 今思い出しても ごくん。。。
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私 バーベキューって あんまり やったことないけど 過去の何度かを 思い出して、、(なかなか火がおきなくて おなかが ペコペコになったり、夜のキャンプで 焼いているところに 虫がいっぱいよってきて お肉の上に とまったり、、、)そんなに美味しかった思い出がなくて^^;


バーベキューって 言われても 心動かなかったけど 今回でバーベキューへの気持ちが かわった!!



そして 薔薇の生産者さん 堀木さんのの手みやげの 薔薇のブーケ!

ニュアンスカラーの素敵な 薔薇たち。

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そして これまた 偶然にも 以前からお知り合いの 松戸のお花屋さん とめさんが ギャザリングの帰りで バーベキューご一緒できて!

ギャザリング、、ここでは 説明は 割愛しますが 今迄の寄せ植え とは また まったく作り方考え方の違う 新しいガーデニングです。



素敵でしょ!!!
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とめさんとは 2008年に 房総へ 一緒に産地見学 行っています。

そのときの記事は こちら♪→


そして 美味しい時間は あっと言う間。 駆け足で 片桐さんのハウス見学。

大きな珈琲の木。

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きれいなベゴニア。
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なんでも 食べる 横山さん。
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えっと、、、今回は ハウスも ものすごい 勢いで 短時間しか 拝見しなかったので、、

詳しくは 去年の記事をどうぞ♪→去年の片桐花卉園さん


美しい自然に囲まれた片桐さんのハウスを あとにして、、、
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次にめざすは 愛知! 長野から 3時間くらいだったかしら。ちょっと 日も暮れかけて。

水田も広がる 広々とした光景。

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そんな中、 うわあああああ、、、というほどの 蓮畑!
わたぽんさんの畑だけで4,500平米、この地域全体では 約150,000平米もの広さがあるのだそうです(ちょっと よくわからない、、、^^;)
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私のとなりにいる ブルーのTシャツの方が 蓮の生産をされている わたぽんさん。
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狩人 横山!
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もう今年の出荷は おわっているので たくさんの花がみられます。
特に関西は お盆用のお花に 必ず 蓮の花をいれるそうで 相当数の蓮を出荷されるのです。
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蓮も 6月には まだ こんな状態。

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写真は、地中のレンコンを一部残し、トラクターで潰しています。

こうすることで、新しくレンコンの伸びる場所をつくり、花の出現を需要期に合わせられる…はずなのだそうです。

そして 蓮の採花は 長靴をはいて 道なき道を 進み 手で折って あつめたものを
このように トラックに積むのだそうです。
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菖蒲の畑。5ー6月か出荷時期。
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そして クルクマのハウス。
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クルクマと一緒に グロッパ(ショウガ科のお花)も! 立派な花苞です。
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こちらの愛知の産地さんでは 地下水をくみ上げているので 年間ずっと水温が 15度に保たれていることにあった ものを 生産されています。


カラーもそのひとつ。
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今は 葉っぱだけの カラー。

これは なんと 25年も植えっぱなしで 毎年花を咲かせてくれるのだそう。



このわたぽんさんのカラーが また とても 美しいので わたぽんさんのページから お写真いただきまして ご紹介したいと思います。

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このサッポロというカラーは 春先と また これから 10-11月出荷されるのだそうです。
会えるといいなあ♪


いいお顔の わたぽんさんを。
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わたぽんさんは とっても 親切で 笑顔が素敵な方。

また お会いできるのを 楽しみにしています!




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そして この夜は 愛知の市場の方や 花屋さん 生産者さんたちと 総勢17名の 宴会!
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楽しい花談義で 盛り上がったのでした♪

ご一緒してくださったみなさま ありがとうございました*^^*
















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スタッフ技術研修~クルクマ りんどう マム~



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今日は アイミ先生による スタッフ技術研修でした。



~生産者さんのお花の魅力を活かすアレンジ&花束~で AIFDのジャッジのカテゴリを意識しながらの製作。 趣旨にあっているか?カラーバランスは?ラインは? トータルバランスは? などなど、、



今回は クルクマ りんどう マム の 中から ひとつを選んで。




トップの写真は ちか作。
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イメージは しっかりできていて ずんずん作りあげました。



クルクマは また別記事で ご紹介しますが 今回 愛知の産地さんで 圃場見学させていただいたのです。

カノシェにも 先週は そちらのクルクマ入荷していたのですが、今回は すべて 糸島からのクルクマでした。



むつ作。 男性と女性 を 表しています。 対比 であり あわさったバランス なのかもしれません。
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ピンクの むっちゃんは のびのびしていますね♪
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あゆ。 ~いばらからの再生~
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あゆ風では ないですが かっこいいですね^^。 テーマは?と 聞いて すぐ 答えがあるところ 私 好きなんだな♪



本当は 淡い白ピンクのクルクマ プーディンプリンセスや 白の実のシンフォリカリフォスや 羽などでロマンティックあゆワールドにしたかったようですが 希望のクルクマが入らず。
急遽変更しても しっかり仕上げるところ プロです。



りえ。 シンプルだけど かわいらしさのある仕上がり。 クルクマ かわいくもできるんだよ~♪
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り




お次は りんどう。りんどうも 今回は 長野の瀬戸さんからではなく すべて 岩手からのりんどうです。



私。ハンドタイトです。 イメージは”凛々しきリンドウ”
さ

先生には りんどうは すっと高い立ち姿が美しいから もっと それを 強調して活かすと よいと。もう一度 作ってみたいと 思います^^



まさみさん。
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りんどう!ぐっと 心に残ります。
ま



ジュン。完成された仕上がりです。
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今回は マムは はるちゃんのみ。
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マムの質感 形が 映えるアレンジ♪
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ひとつの花にしっかり向き合って その魅力を伝えられること。

それは 花屋のねっこ でも あります。



産地さんに伺うことによって  花に対する気持ちは 本当に 変化します。

以下 先日の産地見学のあとの スタッフさんの感想の一部です。



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生産者さんのところへ行って とても勉強になりました。お花を大切にしようと思えました。今日の水揚げ作業でもラベルの生産地や 巻いてあるセロハンの柄も見るようになったり、お仕事に対する姿勢が より しゃんと 前向きになったように思います。これを維持して向上していきたいと思います。

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この度はお忙しい中、ありがとうございました。

生産者さんのお話を聞いて

植物に対する時間をかける長さに、驚きました。

花が咲くまでの長さや、研究、実践。

流行りもあるとの事。



ひたすら向き合い続けていられる事に感動しました



お花屋は一つの花を見続けられるのは1週間ぐらいで

お客さまにお渡しするまでも、短い時間なので

生産者さんからお花屋さん➡お花屋さんからお客さま➡お客さまが楽しむ期間。

までをイメージしながら販売していこうと改めて思いました。



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産地さんが 美しいお花を育て 出荷してくださるからこそ

花屋が存在できる。



お客様に ご自宅用にお渡しするときにも 添える心 言葉

ギフトを作るときの 向き合い方



お忙しい中 産地さんに お伺いさせていただいたことは

しっかりと 私たちの中に 息づいています。



そして こうしたタイミングで このような技術研修を提案してくださった

アイミ先生。 本当に ありがとうございました!










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産地見学~長野上伊那 りんどう スカイブルーセトさん~



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せんだっての スタッフさんとの 日帰り産地さん旅行もさめやらぬまま、、 今度は kojiと二人、生産者さん 花屋さんと 一緒の 2泊3日の 産地見学の旅 行って参りました。



春に長崎の ワイルドプランツ吉村さんに 伺ったときに 今度 夏に産地さんへの旅行くけど ってお声かけていただいて。



贅沢すぎる 素晴らしい旅でした。

一緒に 伺ったひとたちのご縁  伺った先の方たちの ご縁があるからこその 時間、、

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さて まず ひとつめは 私 一度 伺いたくて 去年 叶わず、、、どこか行ってみたい産地さんは?と聞かれて 瀬戸さん!と  リクエストした念願の 産地さん。

リンドウのスカイブルーセトさん。



吉村さん 瀬戸さん訪問 かなえてくださってありがとう♪



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瀬戸さんは 同い年。日本酒が好き。 大事な共通点も  ご一緒で♪



カノシェの店頭の瀬戸さんのリンドウをみかけて 立ち寄ってくださったお客様が 瀬戸さんの地元のお友達だった なんて ご縁もあったり。





みなさんは リンドウ どんな イメージを お持ちですか?


深い紫の楚々とした秋の風情のお花、、でしょうか。

白や ピンク 淡い青、複色など 色も さまざまです。



出回りは 7月から 11月。 

時期によって 出回る品種が かわってきます。

一番遅いところで 11月中旬が ピークの産地さんもあるそうです。


切り花のリンドウ、多く出回っている エゾリンドウ系なのですが こちらは お花は 咲かず お口を きゅっとした姿を そのまま楽しみます。

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秋もすすんでくると ささりんどう系の お花が 開くタイプの品種も流通します。
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切り花の国内出荷全量に対し、リンドウは 昔も今も だいたい 1.5%と 変化がないそうです。
日本、中国原産のりんどう、輸入ものは 若干ニュージーランド、チリ、オランダ などあるそうですが、私は 見たことがありません。

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~リンドウが 育つのに 適した地域~



5度以下が 30日以上ある地域。一度 寒さで休眠させることが 大切なんだそうです。


また 水田のpHが リンドウの好むそれとちょうど あっていることもあり、米農家さんが リンドウを育てることも 多いのだそうです。

何年か リンドウを植えたら 水田に戻す。 それを繰り返していくのだそうです。


通常 ひとつの苗から 出荷できるのは 3ー5年。

秋田や北海道など 涼しくて雪があるところだと 一つの苗は 7ー10年もつんですって。


雪があるところは 雪の下は 土の温度が 一定なので 植物にとって 優しい。

それが 雪がない地域だと 地面が凍ったりして 根っこが切れてしまうことも。



ただ そうしたことにも 耐えうる 苗の開発に取り組んでいるのだそうです。



以前は リンドウの品種の開発も めずらしくて 単価が高い品種 というのを 目指していた時代もあったと。



でも 今は 高齢化も進んでいるので 

丈夫で 労力少なく 作りやすく 採算のとれる品種を めざしていると。



リンドウの重さ自体を軽くするという 切り口もあることに ちょっとびっくり。

でも たしかに 収穫して それを抱えて運ぶことを 考えると 大事なことですね。

そう、セトさんのところでは 7月頃から 秋は 切り花を出荷していますが、育種をし、1月から6月は 農家さん向けに 苗を出荷しているのです。

全体の割合からすると 育種の方が 多いのだそうです。

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お花の増やし方 というのは 株分け とか 種 とか 挿し木とか 色々ありますが、

ささりんどう系は 株分けすると 病気になりやすい とか

品種改良したもので 種ができないため 種で ふやせないもの とかも あります。

(種で ふやせない ということは その品種が むやみに 無断で増やされない防止にもなるのです)。




ちょっと ここあたりのお話は 染色体とかで、あまりに予備知識がないので 自信がなく はしょりますが^^;

その 種ができない3倍体というタイプのものは お花も大輪できれいなのですが、メリクロンという方法で 増やされています。



メリクロン とは?→ 新しく伸びかけた芽の中から1ミリくらいの生長点を取り出し、無菌の培養基の中で増やす方法。親株と同じものがいくつでも作れて便利である



ということ。



実験室みたいな 無菌のお部屋の中で 女性が二人 白衣をきて お仕事をされていました。


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お一人は 以前 お花の会合でも お会いしたことがあった ねばちゃん♪

初めてみる 実験室の様子に どきどき! かわいらしいねばちゃんが かっこよくて 緊張して、お写真は 撮れませんでした^^;



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その ねばちゃんの言葉。

~あんな小さな苗が、外で大きくなり、リンドウの花を咲かせます。

土も太陽もないけれど、人工の光と栄養で育ってくれている、愛しいリンドウちゃんたちです~




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育種では 勿論 たくさんのデータは 大切だけれど 目でみた感覚も大事。それを 繋いでいかなければならないのだと瀬戸さん。



その実験室の前で、どこからか 白衣をみつけて身につけて 高テンションの 横山さん  と つきあわされた瀬戸さん(笑)。

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あ、横山さんは 先週 カノシェのスタッフ産地見学で お世話になった ダイヤモンドリリーの横山さんです。 今回 ずっと 長旅 車を運転しつつ 楽しいお話をし続けてくれつつ、一緒に旅しました♪



さて そうして 培養された小さな リンドウの赤ちゃんたち。

きれいな アルプスに囲まれた土地で 少しずつ大きくなり。

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新しい苗は 植えて一年は 出荷せず 株のチカラをたくわえます。

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こちらは出荷待ちの株。
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その後 刈り取られて 出荷されるのですが 

圃場では8本仕立てで 5本出荷して 3本を残すのだそうです。翌年のために光合成して 株のチカラをつけるのだそうです。

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そして冬は 地上部は かれますが 3月頃から 越冬芽が 芽吹き出すのだそうです。

越冬芽。 
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これ みて すごく 感動しました♪ こんなに小さいけど ぎゅぎゅっとチカラを感じます。




そして その後 春からの積算温度で 花が咲くんですって。 けれど一方、アツすぎると 成長抑制されるので 暑すぎる真夏は お花の生育が遅いのだそうです。





刈り取られると まずは 長さによって カットし、、
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きれいなお水で 水揚げ。
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出荷先の場所によって エルフという お水がはいった桶に入れて出荷するもの、箱にいれて 出荷するもの 両方あります。
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瀬戸さんは 育種をされ、苗も多く出荷しているので 自分のところのリンドウ!というよりも 
国内のリンドウの産地さんが育てやすく、強く美しい苗を安定した生産ができること、、、そして その先にいるお客様に喜ばれるリンドウ、、というを 一番に考えられているのだなあと。


それをふまえた上で 自分のところが 何をすべきなのか 今後の方向の選択 なども考えられていらっしゃるのだなあと。


そして 心に残っているのは 「うちは 園芸 というよりも 農業」という言葉。

ああ、まさに そうなのだなあと お話を 聞いていて 感じました。。



この後の旅でも 名古屋の市場で 瀬戸さんのリンドウを みかけたり、大阪の市場では 岩手のリンドウフェアをやっていて リンドウの体験アレンジをしたり、リンドウの縁は 繋がっていくのですが それは また 後のレポートで。


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ちなみに。。リンドウは お家で 飾られるとき、ハサミで切るよりも 手折りの方が より 水揚げがよいですよ♪



&たくさん花がついているので 長く 飾ってもよし、短く 切り分けてもよし♪

日持ちも長く 暑さにもつよい 美しいリンドウ。



あら 飾ったことなかったわ って 方は この秋 ぜひ♪



お花屋さんで みかけたら 心にとめてみてくださいね*^^*












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心輝くお花たち♪



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夏色のハート。 佐久のすずきさんの八重のひまわりを使って。



贅沢な産地旅行の旅から 帰ってきて 通常の仕事に戻っています。

はやくご報告レポートも書きたいところですが、今日はたくさんためてしまったギフトの中からご紹介します。



小雨続きの東京。 週はじめ ぱっと明るくなる色合いのお花たちを*^^*



トップから はる作続けて。

幸福の黄色い花束。
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開院のお祝いに。
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会社様の定期のお花。私作。 こちらもすずきさんのひまわりとマリーゴルドです。
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お店のお祝いに。あゆ作。
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公演お祝いに。たこ作。
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りえ作。
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もう 明日から9月なんですね。早いなあ。。そろそろ ドングリや 実もののブローチも登場♪
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そして 9月は 後半から カノシェに新しい仲間が増えます♪

なんと私の高校のときの同級生。

高校卒業後は 2度3度 会ったくらいだったのですが、彼女もお花の仕事に就いたこともあり、縁あって 30年ぶりに 同じ場で 歩んでいくことになりました*^^*

とっても 楽しみです♪










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