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せんだっての スタッフさんとの 日帰り産地さん旅行もさめやらぬまま、、 今度は kojiと二人、生産者さん 花屋さんと 一緒の 2泊3日の 産地見学の旅 行って参りました。



春に長崎の ワイルドプランツ吉村さんに 伺ったときに 今度 夏に産地さんへの旅行くけど ってお声かけていただいて。



贅沢すぎる 素晴らしい旅でした。

一緒に 伺ったひとたちのご縁  伺った先の方たちの ご縁があるからこその 時間、、

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さて まず ひとつめは 私 一度 伺いたくて 去年 叶わず、、、どこか行ってみたい産地さんは?と聞かれて 瀬戸さん!と  リクエストした念願の 産地さん。

リンドウのスカイブルーセトさん。



吉村さん 瀬戸さん訪問 かなえてくださってありがとう♪



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瀬戸さんは 同い年。日本酒が好き。 大事な共通点も  ご一緒で♪



カノシェの店頭の瀬戸さんのリンドウをみかけて 立ち寄ってくださったお客様が 瀬戸さんの地元のお友達だった なんて ご縁もあったり。





みなさんは リンドウ どんな イメージを お持ちですか?


深い紫の楚々とした秋の風情のお花、、でしょうか。

白や ピンク 淡い青、複色など 色も さまざまです。



出回りは 7月から 11月。 

時期によって 出回る品種が かわってきます。

一番遅いところで 11月中旬が ピークの産地さんもあるそうです。


切り花のリンドウ、多く出回っている エゾリンドウ系なのですが こちらは お花は 咲かず お口を きゅっとした姿を そのまま楽しみます。

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秋もすすんでくると ささりんどう系の お花が 開くタイプの品種も流通します。
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切り花の国内出荷全量に対し、リンドウは 昔も今も だいたい 1.5%と 変化がないそうです。
日本、中国原産のりんどう、輸入ものは 若干ニュージーランド、チリ、オランダ などあるそうですが、私は 見たことがありません。

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~リンドウが 育つのに 適した地域~



5度以下が 30日以上ある地域。一度 寒さで休眠させることが 大切なんだそうです。


また 水田のpHが リンドウの好むそれとちょうど あっていることもあり、米農家さんが リンドウを育てることも 多いのだそうです。

何年か リンドウを植えたら 水田に戻す。 それを繰り返していくのだそうです。


通常 ひとつの苗から 出荷できるのは 3ー5年。

秋田や北海道など 涼しくて雪があるところだと 一つの苗は 7ー10年もつんですって。


雪があるところは 雪の下は 土の温度が 一定なので 植物にとって 優しい。

それが 雪がない地域だと 地面が凍ったりして 根っこが切れてしまうことも。



ただ そうしたことにも 耐えうる 苗の開発に取り組んでいるのだそうです。



以前は リンドウの品種の開発も めずらしくて 単価が高い品種 というのを 目指していた時代もあったと。



でも 今は 高齢化も進んでいるので 

丈夫で 労力少なく 作りやすく 採算のとれる品種を めざしていると。



リンドウの重さ自体を軽くするという 切り口もあることに ちょっとびっくり。

でも たしかに 収穫して それを抱えて運ぶことを 考えると 大事なことですね。

そう、セトさんのところでは 7月頃から 秋は 切り花を出荷していますが、育種をし、1月から6月は 農家さん向けに 苗を出荷しているのです。

全体の割合からすると 育種の方が 多いのだそうです。

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お花の増やし方 というのは 株分け とか 種 とか 挿し木とか 色々ありますが、

ささりんどう系は 株分けすると 病気になりやすい とか

品種改良したもので 種ができないため 種で ふやせないもの とかも あります。

(種で ふやせない ということは その品種が むやみに 無断で増やされない防止にもなるのです)。




ちょっと ここあたりのお話は 染色体とかで、あまりに予備知識がないので 自信がなく はしょりますが^^;

その 種ができない3倍体というタイプのものは お花も大輪できれいなのですが、メリクロンという方法で 増やされています。



メリクロン とは?→ 新しく伸びかけた芽の中から1ミリくらいの生長点を取り出し、無菌の培養基の中で増やす方法。親株と同じものがいくつでも作れて便利である



ということ。



実験室みたいな 無菌のお部屋の中で 女性が二人 白衣をきて お仕事をされていました。


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お一人は 以前 お花の会合でも お会いしたことがあった ねばちゃん♪

初めてみる 実験室の様子に どきどき! かわいらしいねばちゃんが かっこよくて 緊張して、お写真は 撮れませんでした^^;



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その ねばちゃんの言葉。

~あんな小さな苗が、外で大きくなり、リンドウの花を咲かせます。

土も太陽もないけれど、人工の光と栄養で育ってくれている、愛しいリンドウちゃんたちです~




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育種では 勿論 たくさんのデータは 大切だけれど 目でみた感覚も大事。それを 繋いでいかなければならないのだと瀬戸さん。



その実験室の前で、どこからか 白衣をみつけて身につけて 高テンションの 横山さん  と つきあわされた瀬戸さん(笑)。

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あ、横山さんは 先週 カノシェのスタッフ産地見学で お世話になった ダイヤモンドリリーの横山さんです。 今回 ずっと 長旅 車を運転しつつ 楽しいお話をし続けてくれつつ、一緒に旅しました♪



さて そうして 培養された小さな リンドウの赤ちゃんたち。

きれいな アルプスに囲まれた土地で 少しずつ大きくなり。

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新しい苗は 植えて一年は 出荷せず 株のチカラをたくわえます。

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こちらは出荷待ちの株。
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その後 刈り取られて 出荷されるのですが 

圃場では8本仕立てで 5本出荷して 3本を残すのだそうです。翌年のために光合成して 株のチカラをつけるのだそうです。

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そして冬は 地上部は かれますが 3月頃から 越冬芽が 芽吹き出すのだそうです。

越冬芽。 
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これ みて すごく 感動しました♪ こんなに小さいけど ぎゅぎゅっとチカラを感じます。




そして その後 春からの積算温度で 花が咲くんですって。 けれど一方、アツすぎると 成長抑制されるので 暑すぎる真夏は お花の生育が遅いのだそうです。





刈り取られると まずは 長さによって カットし、、
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きれいなお水で 水揚げ。
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出荷先の場所によって エルフという お水がはいった桶に入れて出荷するもの、箱にいれて 出荷するもの 両方あります。
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瀬戸さんは 育種をされ、苗も多く出荷しているので 自分のところのリンドウ!というよりも 
国内のリンドウの産地さんが育てやすく、強く美しい苗を安定した生産ができること、、、そして その先にいるお客様に喜ばれるリンドウ、、というを 一番に考えられているのだなあと。


それをふまえた上で 自分のところが 何をすべきなのか 今後の方向の選択 なども考えられていらっしゃるのだなあと。


そして 心に残っているのは 「うちは 園芸 というよりも 農業」という言葉。

ああ、まさに そうなのだなあと お話を 聞いていて 感じました。。



この後の旅でも 名古屋の市場で 瀬戸さんのリンドウを みかけたり、大阪の市場では 岩手のリンドウフェアをやっていて リンドウの体験アレンジをしたり、リンドウの縁は 繋がっていくのですが それは また 後のレポートで。


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ちなみに。。リンドウは お家で 飾られるとき、ハサミで切るよりも 手折りの方が より 水揚げがよいですよ♪



&たくさん花がついているので 長く 飾ってもよし、短く 切り分けてもよし♪

日持ちも長く 暑さにもつよい 美しいリンドウ。



あら 飾ったことなかったわ って 方は この秋 ぜひ♪



お花屋さんで みかけたら 心にとめてみてくださいね*^^*












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