さて 産地見学の続きです。 長野の薔薇の萬華園さんへ。
アルプスに囲まれた高冷地で 昼夜の気温差が10度以上になるんですって。
この気温差が よいバラを育てる秘訣なのだと、萬花園さん。
トップの写真は 一緒に行ったお花屋さん フルールミモザの雨宮さんも大好きな薔薇。ストロベリーモンローウォーク。
圃場で 花を切るとき 薔薇は その産地さんによって これが よい という切り前があります。
切り前 というのは 蕾がどれくらい育ってほころんだときに切るか ということ。
品種によっては 固い状態で切ると まったく 咲き姿が楽しめないものもありますし、 お花も 根っこがなくなった状態でお花を咲かせるのは チカラがいるので ある程度咲かせて 出荷した方が 咲き姿もきれいだったり 長持ちしたり ということもあります。
ただ 産地さんから市場 そして お店までの タイムラグもありますので そのあたりをふまえての切り前、また お花屋さんによっても もっと咲かせて出荷してほしいなど 趣向や 用途によっても 希望が かわってきます。
中には 「フルオープン」と称して 反るくらい 咲かせて出荷されることみあります。
ただ 咲かせて出荷する ということは 花びらが 輸送の間に 傷ついたりしやすいリスクもあり、輸送の仕方にも より 気をつかうことになります。
昔は かたーい蕾で出荷させることが 主でしたし、少しでも緩んでいる薔薇をご覧になると、
咲いちゃっている という お客様も 多かったですね。
でも 最近は そういう風に 口にされるお客様も 少なくなったように思います。
そして 切られた薔薇は 花をチェックして 傷がないか 状態は どうか 出荷できるものかを再度チェックして 長さ別に 分けます。
薔薇は 長さによって 束ねられます。生産者さんによって 10本ずつだったり、5本ずつだったり。
今回は ちょうと出荷前のお忙しい時間にあたってしまいましたのに 対応してくださって ありがとうございました。
赤薔薇サムライ(この方は、、薔薇の生産者さんでは ゴザイマセン 笑)
束ねたものを 一つのケースに箱詰め。
萬華園さんもそうですが 今 薔薇の生産者さんの多くが 地面に直接植える土耕栽培でなくロックウールという方法で 育てられていらっしゃいます。
土に変わる培地で 性質が安定 均一なこと 水分の吸収や 拡散にもすぐれ 通気性もよく
水やりの回数を減らすこともできるし 土にくらべて 軽いのだそうです。
土耕栽培の生産者さんも 伺ったこと ありますし そのときに どっちがよくて どっちがわるいということは ないのだと。それぞれの産地さんに 考え方があって それを選択されているようでした。両方を併用されている産地さんもありました。
このロックウール栽培では このように よく 茎を倒して光景をみかけます。
アーチングという 方法で 茎を 折りまげて 倒すことにより 株元に日がよくあたり 新しい梢が育ち 高品質の薔薇が できるんですって。日本の生産者さんが 考え出された方法で 特許もとられていて 世界各国で使われているようですよ
この萬華園さんは みゆきさんとご主人 そして ご両親の4人で 切り盛りされていらして。
みゆきさんは 今回の旅の発案者 長崎の生産者さんの吉村さんと 20年くらいまえ 同じ市場の仲卸さんで 働いていたんですって。
そして 20年たって こうして 圃場で 花談義。 花って 素敵。縁って素敵。
みゆきさん 相当 楽しい方で ひとめお会いしたら 忘れないですね♪
お父様は びっくりするほど 立派なひげをたくわえた方で おそばの会の副会長さんでもあるそうです。そう この上伊那の飯島町というところは 古くから 蕎麦の生産が盛んだったそうなのですが、趣味で手打ちで蕎麦をうつ仲間たちが集まり 活動をされているそうです。
~蕎麦の町 いいじま~だそうです。 長野 上伊那に訪ねられたときは おそばをぜひどうぞ♪
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さて その次は お待ちかねの 昼ごはん♪
今回は 去年の夏も圃場見学で お伺いした 片桐花卉園さんが バーベキュー会場。
いやー 美味しかったなああ。。!青空の下 きれいな新築のお宅 圃場もみえるお庭で バーベキュー。 お肉も お野菜も 横山さんのトマトカナッペも みんな美味しかった!
いっぱい 焼いてくださった 堀木さん ありがとうございました*^^*
そして お母様のにぎってくださった おにぎり は 絶品! 今思い出しても ごくん。。。
私 バーベキューって あんまり やったことないけど 過去の何度かを 思い出して、、(なかなか火がおきなくて おなかが ペコペコになったり、夜のキャンプで 焼いているところに 虫がいっぱいよってきて お肉の上に とまったり、、、)そんなに美味しかった思い出がなくて^^;
バーベキューって 言われても 心動かなかったけど 今回でバーベキューへの気持ちが かわった!!
そして 薔薇の生産者さん 堀木さんのの手みやげの 薔薇のブーケ!
ニュアンスカラーの素敵な 薔薇たち。
そして これまた 偶然にも 以前からお知り合いの 松戸のお花屋さん とめさんが ギャザリングの帰りで バーベキューご一緒できて!
ギャザリング、、ここでは 説明は 割愛しますが 今迄の寄せ植え とは また まったく作り方考え方の違う 新しいガーデニングです。
素敵でしょ!!!
とめさんとは 2008年に 房総へ 一緒に産地見学 行っています。
そのときの記事は こちら♪→☆
そして 美味しい時間は あっと言う間。 駆け足で 片桐さんのハウス見学。
大きな珈琲の木。
きれいなベゴニア。
なんでも 食べる 横山さん。
えっと、、、今回は ハウスも ものすごい 勢いで 短時間しか 拝見しなかったので、、
詳しくは 去年の記事をどうぞ♪→去年の片桐花卉園さん
美しい自然に囲まれた片桐さんのハウスを あとにして、、、
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次にめざすは 愛知! 長野から 3時間くらいだったかしら。ちょっと 日も暮れかけて。
水田も広がる 広々とした光景。
そんな中、 うわあああああ、、、というほどの 蓮畑!
わたぽんさんの畑だけで4,500平米、この地域全体では 約150,000平米もの広さがあるのだそうです(ちょっと よくわからない、、、^^;)
私のとなりにいる ブルーのTシャツの方が 蓮の生産をされている わたぽんさん。
狩人 横山!
もう今年の出荷は おわっているので たくさんの花がみられます。
特に関西は お盆用のお花に 必ず 蓮の花をいれるそうで 相当数の蓮を出荷されるのです。
蓮も 6月には まだ こんな状態。
写真は、地中のレンコンを一部残し、トラクターで潰しています。
こうすることで、新しくレンコンの伸びる場所をつくり、花の出現を需要期に合わせられる…はずなのだそうです。
そして 蓮の採花は 長靴をはいて 道なき道を 進み 手で折って あつめたものを
このように トラックに積むのだそうです。
菖蒲の畑。5ー6月か出荷時期。
そして クルクマのハウス。
クルクマと一緒に グロッパ(ショウガ科のお花)も! 立派な花苞です。
こちらの愛知の産地さんでは 地下水をくみ上げているので 年間ずっと水温が 15度に保たれていることにあった ものを 生産されています。
カラーもそのひとつ。
今は 葉っぱだけの カラー。
これは なんと 25年も植えっぱなしで 毎年花を咲かせてくれるのだそう。
このわたぽんさんのカラーが また とても 美しいので わたぽんさんのページから お写真いただきまして ご紹介したいと思います。
このサッポロというカラーは 春先と また これから 10-11月出荷されるのだそうです。
会えるといいなあ♪
いいお顔の わたぽんさんを。
わたぽんさんは とっても 親切で 笑顔が素敵な方。
また お会いできるのを 楽しみにしています!
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そして この夜は 愛知の市場の方や 花屋さん 生産者さんたちと 総勢17名の 宴会!
楽しい花談義で 盛り上がったのでした♪
ご一緒してくださったみなさま ありがとうございました*^^*
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