年別アーカイブ: 2006年

魅惑の香り

2006年11月5日鉢花の紹介

こんにちは！
三連休の最終日ですね。お天気もいいし、ゆっくり楽しんでね。
今日は、午後から忙しそうなので、今のうちに、、。

トップの写真は、昨日のミニスカートで、小さな作り置きアレンジにしてみました。ちょっとラブリーでしょ♪

こちらは、昨日、花佳子さんが作ってくれたオールドロマンスを使った花束。

花佳子さんのブーケの作り方は、メインの花が、他の小花の間から、奥ゆかしく顔をみせている感じで、愛らしさがあります。

みんな同じ花を使っても、組み方に個性があるんですよ♪

今朝、鉢植えを店頭に並べている時、すごーくいい香りのしたカロライナジャスミン。

今から、春先まで、咲いてくれます。丈夫なつる性の植物です。香りは、うう～ん♪妖しげな魅惑の香りよん。鉢についているタグには『さわやかな香り』って書いてあるけどね。

ジャスミンといえば、みなさんが思い浮かべるのはこちらかな？
マダガスカルジャスミン。

こちらは、初夏と、秋に咲いてくれるけど、寒さにはちょっと弱めです。
ウエディング用に、花だけで、パックに入って切り花市場にも出荷されますが、それは一輪250-300円と、かなり高級。
鉢植えなら、１０００円～２０００円と、手頃なんですけどね。

これからもう少し寒くなると、羽衣ジャスミンという、白くて、もっと小さなお花がびっしり咲く品種も出荷されてきます。これも、寒さに強く、よくフェンスなんかにもからませているのを見かけます。

同じジャスミンでも、香りも花形もさまざまなんですよね。
見かけたら、顔よせてみてね。

香りつながりで、種類は全然違うけど、プリムラ／ジュリアン。

これから、春先まで楽しめるお花だけど、意外と、いい香りなのよ。
ジャスミンに比べると、愛らしくて、きゅん、となるような香りよ（←どんな香りじゃ？）

なんか、ちょっと、まとまりないご紹介ですが、本日は、これにて！

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遠き日のミニスカート

2006年11月4日お花の紹介

ちょっと街は静かな三連休の中日。
お店をきれいに整えて、もうすこししたら、花佳子さんが来てくれます。

今入ってるお花の中から、少し個性のある３つをご紹介。

トップの写真は、ガーベラのミニスカート。芯のむくむく感と、おどけた表状が、楽しい気分にさせてくれます。

こちらは、葉っぱのエメラルドグリーン。モンステラより、色は明るく、形はスマートです。
ちょっと好きかも♪

こちらは、紅あおい。時々ハイビスカスという名でも入荷します。

花が終わったあとの実なんじゃーないかと思うのですが、ちょっと自信なし。一つ赤いのをきりとって、無理矢理こじあけてみようと思ったけど、あおいさんにいやがられたので、ごめんなさい。やめました。

なんだか、今は、ゆるりとぼけらった気味なので、簡単ですが、本日はこれにて！
ご飯たべたら、テンション入れ直しまーす♪

ーーー

なーんて言ってたらお客さん続いて、慌てて、、テンション入りました！またねー♪

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心のひきだし

2006年11月3日お仕事雑記

（お話と関係なく、生徒さんのせきねさんの作品。秋、ですね、、）

少し前に、前スタッフFURUYAさんと働いた時、ふと思い出したことがあります。
ダイアリーで、書いたこと、あったかも？

『くまのプーさんブーケ物語』

だいぶ前のことですが、ある時『すごくプーさんが好きな大人の女性にあげるので、プーさんぽい花束でお願いします』と言うオーダーが入りました。

そのオーダーを作ってくれたのは、FURUYAさん。
他の仕事をしながら、彼女がどんな花をあわせるのか、ちらちらみていました。

まず、ややオレンジのはいった黄色のガーベラを（うん、うん、私も選ぶな）。

次に、吾亦紅。

え、吾亦紅？それはちょっと、、、？私の中で吾亦紅は、秋の野花。どちらかというと、侘びさびの世界に合うもので、洋風でかわいいイメージのプーさんには、結びつかなかったのです。

でも、彼女のこと、何か、思惑があるのだろうと、ぐっとガマン。何も言わずにいました。

（菊も今、きれい。大輪はオペラ）

出来上がりは、少し大人っぽさもあるかわいらしいブーケ。いい感じでした。
それでも、どこかに、吾亦紅へのひっかかりを感じていると、いけ込みから帰ってきたTOMOちゃんが、わーかわいいですね、吾亦紅が、ハチさんみたい！と。

そうなのー、蜂なの～、わかった～？とFURUYAさん。

そこで、私は、自分の胸のうちを白状したわけですが、その後、花束をとりにいらしたお客様には、FURUYAさんの思惑をお伝えしてお渡ししました。

それから、半年以上たって、またその時のお客様がお見えになりました。
『以前こちらで、くまのプーさんのイメージのブーケを作っていただいたんですが、渡した相手も、伝える前から、蜂さんだー！と喜んでいましたし、その場にいたメンバーにも大評判で、今回その中にいたメンバーに花をあげるのですが、みんなから、ぜひあの花屋さんでと』

（実ものがしっくりくる季節ね）

『くまのプーさん』と言われて、心の中に浮かび上がるもの。

ふだん、どれだけアンテナをたくさん立てているか。

自分の中に、情報がなければ、何も生み出せない。
つまりは、どれだけの『ひきだし』をもっていて、その中に何がはいっているのか。

そして、その『ひきだし』と『ひきだし』を、結びつけられるチカラ。

～アイデアが豊富であるというのは、変換能力にほかならない～という齋藤孝さんの言葉にうなづく。

その上、大事なのは、固定概念にとらわれていないか。ということ。
吾亦紅は、洋風には使えない？

いつのまにか、自分で世界を限定していない？

そのままで、本当に美しい花たち。
きれいな花合わせ、束ねる技術。

でもそこに、その上、何か、嬉しい意味が含められたら、それは、もっと心に残る花になる。

そんなプラスができる花屋でありたい、そう思います。

最後は、タムちゃん作、二次会の受付のお花。
お客様のご要望で、二つの小さなアレンジそれぞれを、新郎新婦にみたててほしいと。
二次会受付

チュール、パール、羽、は使ってほしいと。どう使うかは、制作者次第♪
チュールをベール風にしたとこが、私はぐっときました。

かわいくできて、お客様も、わあ♪と喜んで下さいました。

今日から、世の中は、三連休ね。電車の中も家族連れが目立ったわ。お天気もよくて、お出かけ日和ね。
カノシェでも、秋気分、味わえるわよ。地元にいる方は、寄ってってね～♪

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花束を抱えて、、

2006年11月2日花贈り

香りの良いオレンジ系のバラアップルティと、大好きなキャラメルアンティーク。
今日は、１０月末の花束の、バラにスポットをあてながら、おしゃべりしましょう♪

２、３日前、かわいいお嬢さん（２０代）が、花束を頼んでくださいました。
いつもは、大学のご自分の机の上に飾る一輪挿しのお花をお持ちになります。
色がぬけるように白く、ピンクのお洋服が、自然に似合う方です。

『いつもは自分用のお花だけど、今日はお友達のお誕生日なので、ちょっと贅沢。こうして、いつもよりたくさんのお花で、花束を作ってもらうのもとても楽しみです』

『うわあ、、素敵☆あげたくなくなっちゃうくらい♪それと、、この後、あげるまでに、花束を持って歩く時間がうれしいんですよね、、』

sawako『私も～！！！私もそうだったんです！ほんと、花束って差し上げるまでに、抱えて歩く時間が幸せですよね～♪」と、意気投合？して、盛り上がりました。

（ピンクに紫を少し入れてとのオーダー。大輪のバラはシセロ）

ちょうど一年くらい前のダイアリーで＜花束を持って歩こう＞という記事でも書いたんですが、できたら、花束は、袋にいれないで、持って歩いてみてほしいの。

下むけなくても平気だから（ちゃんと保水してあるので）、顔のそばで、抱えながら、歩いてみて♪
きっと心はずんでくるはず！

（渋い感じに、とのオーダーに、バラ/ラ　ミゼラブルをを使って）
レミゼラブル

誰かのために花を運ぶということは、笑顔を運んでいるということ

幸せそうに、花を抱えて歩く人の行き交う街

そんな街は、きっと幸せが滲んでる

（バラ／ダンシングクイーン）

そんな、きれいごとばかり言って、、、なんて、思うかもしれませんね。
最近聞いた、後輩の職場の悩み。
どこかで何かが、変にこんがらがってしまって、どうしても理解し合えなかったりすること、、。

（バラ／カメレオンとアップルティ）

自分自身、過去、どうにも理解できなく、泣き、疲れ果てたことも、ありました。

でも、最近思うことは＜笑顔の強さ＞

いつもいつも底抜けの笑顔のお客様。とてもたいへんな病気を患っているとは、想像もできなかった。

振り返ると、病気に負けてる笑顔の消えた自分が浮かぶ。

笑顔でいることが、病気とか、悩みとか、全てを解決してくれる訳じゃないけど、笑顔は、幸せを呼んでくれると思う。

自戒をこめながら、後輩ちゃんにも、いつもの笑顔でいてほしいな　と。

あれ、なんだか、話がずれたけど、、。

最後は、同じバラを使っても、ずいぶん雰囲気がかわるでしょ？
大輪のバラ／フィーリングとスプレー咲きのビターラを使って。。

淡い色でまとめて、とのオーダーのブーケタイプ。