今回入荷のリンゴは ビッグ!いつものは4センチ径くらいで<姫リンゴ>の名前のごとくかわいらしいけど、今回のは6センチ径くらいで主役級なの。昨日はこの子をメインにしたアレンジを教室で作りました。両方とも、リンゴを中心に置き、左上のは(私制作)周りのお花は流れを出し、涼しげな雰囲気にしました。左下のは、生徒さん代表の関根さん作で、流れは出さず、ケーキのような雰囲気でこんもり仕上げたものです。かわいいですよね!ちなみにどちらも2500円位でできてます。教室では、生徒さんによって始めた時期も、来るペースも違うので、個別のカリキュラムで進めています。なので、何人か一緒にレッスンしてても、ばらばらの内容のことが多いのです。でも、時には、季節の行事に合わせたり、その時しか使えない花材を使って、同じテーマで制作したりもします。今回のリンゴのアレンジも、みなさん、それぞれの花材を選び個性豊かに仕上がりましたよ。
それはそうと<実もの>って、お店でも人気。初夏位から、ベリー系が出荷され始めますが、実ものが増えてくるのは、今くらいから秋にかけて。<実りの秋>ね。リンゴも、秋深くなると赤い子が出荷されてきて、クリスマスのアレンジのアクセントにもなってくれます。
左下の写真は、ヒペリカム。若い人にも、ご年配の方にも、小さなおこちゃまにも、人気。<あら、これなあに?>と聞かれたり(中には、つぼみに見える方もいらっしゃるので、ちゃんと 実 だと説明します)、おこちゃまも、びっくりするほどの確率でみんなこの子を触りたがります。もともとは、黄色い小さな梅に似た花を咲かせるのですが、お花はあまり長もちしないため、実になった状態で出荷されるのです。もともとは、初夏が実の旬だと思いますが、近年人気のため、輸入ものも合わせて、一年中出回っています。写真のヒペリカムは薄茶。今の時期は定番の濃い茶赤よりも、この位の茶色か、グリーンのヒペリカムが使いやすいです。濃厚すぎず、爽やかに仕上がるからね。水揚げはいい方ですが、はさみより、手で折った方がいいですよ。
次の写真は、左から、花ナス(トマトみたいに見えるけどね。)野バラの実(秋になると赤く色づいた子がでてきます)コニカル(トウガラシの仲間)花梨(この位、小さめのときに出荷されます)
ちなみに、トマトも、トウガラシも、ピーマンも、ナス科なのです。実物はたいがい、水揚げもよく
日持ちもよいですよ。
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