セージ

茎を切るとき、折るとき、葉を取るとき、、、そんな時に、ふっと香る瞬間があります

花と違って、顔を寄せただけではわからないその香。

だから、買ってきた花をそのまま活けるだけでは(←責めてるワケジャないですー)わからないのです。

枝を分けたり、茎を短く切ったり、余分な葉を取ったりそんなときに あれ、、って気づくんです

だから、お店でも、お花の水揚げをするときや、アレンジメントを作るときに 感じるんです。

花と同じで、香がわかる種類は限られています。
ワックス
この時期だとユーカリ(写真奥)、ワックスフラワー(写真手前)、などオーストラリアのものも香ります。
私が好きな香りは、
茎を切った瞬間のスキミアの香り(次の写真右)
葉を取るときの銀香梅の香り(今日は入荷してなくて写真なし)
藤ばかまの手折ったときの香り、、(次の写真左)
藤ばかまは、生乾きのときにも強く香るので、その昔、着物の袂や箪笥にしのばせて、その香りを楽しんだそうです。
ふじばかま
みなさんも、お花を買ってきたら、時にはアレンジを楽しんでみては?
作りながら、<ふあ~>と香りも楽しめる贅沢、ぜひ味わってもらいたい

そのまま花瓶に活けるのも、花本来の美しさが楽しめますが、短くしたり、切り分けたりすることで
また違った表情がみえてきますよ。
りんどう
今の季節のりんどうも、こんな感じも素敵でしょ?(計400円)
りんどうは香りはないですけどね。切り分けるときは手折りましょう
マム
スプレーマム2本+藤ばかま1本(計500円)この子たちも手折ります。これは、生徒さんのFさんが、スプレーマム2本と姫アスターでかわいいまんまるアレンジをお家で作った写真を携帯でみせてくれたので、そのまねっこ?です。

香りもそうだけど、お花に<触れている>ことそのものが、自分を豊かな気分にしてくれんですよね、、

<おまけ>
また、九段下の山種美術館に行ってきました。<百花撩乱~咲き競う花々~>なかなかよかったです。前回初めて行った美術館ですが、こじんまりとしていて、展示点数も少なめですが、ゆっくりと気負わず楽しめます。大きな美術館の企画展も好きですが、途中で自分の感受性のキャパが終わっちゃうときがあるんですよね。ここの美術館は、ゆっくりじっくり向き合える。今回の企画では、色々な画家の方の<花>の捉え方がおもしろい。私が好きだったのは 小茂田青樹さんの<春雨>~静かな雨にとけていきそうだけれど決してとけることのない桜の莟のうつむく姿がすごく、感じちゃいました。あと、林潤一さんの<緑韻>、速水御舟さんの<墨牡丹>。あああ~すてきでした!日本画に興味ある方も、ない方も、ぜひ立ち寄ってみて!10月2日までやってます。入場料は600円です!
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