赤
<赤い家具の多いリビングに飾りたいので、合う感じでおまかせ>というオーダー。こんなときはちょっと創作意欲がかきたてられるんですよねー。<テーブルに飾る低めの四方見か 壁際に飾る背の高めの感じ どちらかしら>とお聞きすると、後者とのこと。 

*夏のイメージに合う アジアンテイストの縄目のベースで
*赤いお花は ヘリコニア、ピンクッションの夏のイメージの強い南国系と 
       華やかさをプラスするバラとケイトウ
*赤を暑苦しくなくひき立てるみずみずしいグリーン、、タニワタリのエメラルドウエーブ

ポイントは 赤を効かせるための<グリーン>。赤と緑は反対色てお互いを引き立て合う色。赤に限らず今の時期は、濃厚な色を使うときは、グリーンを多めに使ってさわやかさをプラスします。

そういえば、昨日は葛西の大好きな居酒屋さん<魚こころさん>にお邪魔して、至福のときを堪能してきましたが、毎回オーダーしてしまうのが<緑のサラダ>。ほんとに緑づくし!おくら、キュウリ、アスパラ、エンドウ、ブロッコリー他、、ゆずこしょうのドレッシングでいただくのがスキですが、何回食べても、美味しい!!素材とそれをいかす腕!そしてきれいなのよねー。一度、店主さんに<どうして、緑だけのサラダを作ろうと思い立ったの?>と聞くと<この赤い(ちょっとオレンジがかった)お皿を見つけたときですね。他のお皿に緑のサラダだとすごく地味なんですよ>
うーん なるほど!! でもそこに、あえて他の色の素材をあわせなかったことが この緑のサラダの完成度を高めているのだと思いますー。

お料理の世界も 花の世界もつながっていますね!
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ここから先は ちょっと かたよった話かなー 

昨日は、私は休みだったので(主人と交替で休んでます)九段下の山種美術館に行ってきました。
<日本画で歌を詠むー日本の詩情ー>というテーマで 『和歌、俳句、詩、童謡などからその印象を大事にしながら絵画作品を選び、展示してみました。まずは日本語の美しさ、すばらしさを見直して大いに楽しんでみましょう』とあります。並べられている歌は7割位が なじみ深いもので、入り込みやすいと思います。絵だけ、歌だけより ぐっと印象深くなるものも多かったです。

特に私がよかったのは 川合玉堂さんの<早乙女>の絵。田植えをしている早乙女たちが 豊かで美しい水田の中に 喜ばしげに描かれています。あたたかな絵です。この絵だけでもよかったのに 隣にあった歌は<夏は来ぬ>!!やーん!私の大好きな歌です。う、うつくしい、、

卯の花の 匂う垣根に 時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて 忍び音もらす 夏は来ぬ

五月雨の そそぐ山田に 早乙女が 裳裾濡らして 玉苗植うる 夏は来ぬ

一番しか よく覚えていなかったけど、こんな2番だったんですね! うん、ぴったりー!

あとは、横山大観さんの<竹>の横にあったのは 萩原朔太郎さんの<竹>うーーん!すごい迫力!生命の強さが体中に伝わってきます。 ああ、こんな生命力を発する作品を 花で表現してみたい!と感じました。

他にも色々ありましたが、種明かししても何なので、興味のある方はぜひ足を運んでみてね。8月21日まで開催されてます!


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