年別アーカイブ: 2006年

雲のような雪のような。。

2006年11月14日お花の紹介

前回のグリーンのアナスタシアと、かすみ草の組み合せ、自分的に気に入ったので、会社の受付に。
かすみ草の中に、グリーンのアナスタシアとスプレーマムが見え隠れしている感じに。

アカヅルで、秋の雰囲気も残して。

本日お届けの銀座千疋屋さんのパーラーのお花。タムちゃん作。これにもアナスタシアを♪
ケーキ

地下のバーにはこちらのお花。

四方見でお作りしています。アンスリュームやアリストロメリア、ドラセナ、、とみずみずしいお花を合わせた後に、これもまた、アカヅルとヒペリカムで、秋らしさをプラス。

そうそう、千疋屋さんつながりで、、、。少し前に、よくCMでもみかけた、このカクテル。

これ、美味しいです！お客さんだから、、という　ひいき目なく、美味しいと思う。
香りも良く、舌触りはとろみがあり、果実味が濃厚よ。

がぶがぶ飲まずに、ゆっくり楽しみたい感じの飲み物です♪

コンビニで220-230円位で、スーパーだと200円切ります。
見かけたら、一度お試しあれ♪

最後に、花佳子さんの作り置き。かわいいでしょ～♪私、お気に入り♪
ツリー

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木枯らし１号が吹いて、急に、秋のむこうに、すこし、冬を感じます。

つい一昨日は、居酒屋さんのメニューが『初冬の、、』なんて書いてあって、『え？もう初冬？晩秋じゃないのかしらね、、』なんて言っていたけれど、気温がぐっとさがるだけで、季節に対する距離感って、急に変わりますよね。

トップの写真は、グリーンの大輪の菊／アナスタシアで『優しい冬』をイメージした作り置きのブーケ。
ポインセチアを買いにいらしたお客様が、「外のグリーンの、、とってもきれいですね♪』とこのブーケのアナスタシアに目をとめてくださったので、嬉しかったわ♪

アナスタシアは、生徒さんたちにも人気が高く、花材に選ぶ人が目立ちます。
入荷したときから、咲いた感じでやってきますが、もっと大輪になるし、２～３週間とすごく日持ちがいいのよ♪

こちらは、アナスタシアのブロンズを使ったお祝いアレンジ。koji 作。

冬のアレンジの、名脇役、、それは、グリーン。
このアレンジでは、雪冠杉～せっかんすぎ～を使っています。上の方だけ、黄色っぽく、下は緑の枝もの。上の方だけ、雪が降りかかったようなのでそう呼ばれています。

このアレンジでも雪冠杉、使っています（よく見えないですね、、、）

こちらで使っているのは、クジャクヒバ。クリスマスにも大活躍するグリーンです。
赤ガーベラ

切り分けて使えるし、小分けにすると平面的なので、オアシスをカバーするのにも便利です。

この他、ヒムロ杉などもそうですが、杉、ヒバ類は、冬のイメージにぴったり。
同じお花を使っても、いつものグリーンをこれらに変えるだけで、ぐっと季節感がアップします。
寒々しいかんじでなく、あったかな冬を迎えられそうでしょ？

ものすごーく長持ちだしね♪

忘れちゃならない、名脇役なのですよ！

＜日曜の情熱大陸、見ましたか？＞
左官職人さんの久住さんという方、だったんですけれど、、ううう～、、めちゃめちゃかっこよかったです！んん、、こう書くと、あさはかな感じだけど、彼の生み出す壁は、あまりに美しく、気づくと、口をぽかんとあけて見入っていました。kojiも、出来上がった壁を見て、何度も『うわ、、かっこいい、、』と感嘆。

３４歳で、この域まで到達していること。それは、幼い頃からの環境もベースにはあるのだけれど、３０歳までに、日本で一番の左官職人になると２０歳頃（←ちょっとうろ覚え）決めてから、食事の時間もお風呂の時間も惜しんで、とにかく、打ち込み続けたんですね。。。

そして、それだけのことをして、それだけの腕を持ち、『楽しい』と笑う顔は、なんとも、きらめいていて、ああ、、、ほんと、かっこ良かったです！

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七五三に贈る

2006年11月11日花贈り

こちらは、七五三のお祝いに。
七歳の女の子が喜びそうなかわいらしい感じでと、鉢植えでのオーダー。
急でしたので、店頭にある中から、春に向かって咲くお花たちをお選びしましたが、kojiにも、タムちゃんにも『七五三ぽい』と好評でしたので、喜んでもらえるかな。

真ん中のガーベラは、毎年、よく咲いてくれますよ。

七五三での花贈り。のオーダーは、ほんと、ぽっちりぽっちりです。
でも、こちらからの提案次第なのかな。とも思いました。

小さな頃に、お花をいただく、、しかも、育てるもの。うん、とってもいいですよね♪

こちらは、ぐぐっと大人のお祝い。還暦用に、お嬢さんから、お母様へ。
kanreki

赤バラ６０本は、なかなかお値もはるので、赤を入れて、いくらいくらで、、というオーダーが多いです。
んん～、、でも、こうして一種類の花をどーん！ってほんときれいだし、心に灼きつきますよね。

私も、勤めていた花屋さんをやめるとき、サンダーソニアいっぱいの花束をいただいて、それは、いままでもらった花の中でも、しっかり、心に浮かび上がります。

きれいな花合わせ、、も捨てがたいけど、１種類の花贈りも、なかなかよいですよ。ただ、そのときは、必ず早めに花屋さんに相談してね。
バラ６０本も、当日行って揃う花屋さんは少ないですよ。

そういえば、何年か前、他所の花屋さんで○○本買ってくるので、こちらの赤バラと合わせて、花束作ってもらえますか？なんてオーダーもあったなあ。

ふふ、、。今日はお休みなの。
午後から、花屋友達のRちゃんと、草月展にいって、その後お食事♪彼女とも半年ぶりだわ～。ほんと時の経つのは早いわ。

早く掃除しなくちゃ！じゃーねー。

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ユリの花粉って、、

2006年11月10日お花の紹介

本日のすかしゆり。きれいでしょう、、♪
カサブランカ等の大輪の香りのよいユリに対して、香りがなく、花の大きさも手のひらサイズのユリを、すかしユリといいます。

カサブランカ等よりは、一輪のお花の咲いている期間は短いけれど、つぼみもごく小さなものを除いては、次々咲くし、１週間～１０日楽しめます。
プライスも２００円～４００円とお手頃です♪

この後、この『花粉』は、取ってしまいます。

花粉は、咲いたばかりのときは、粉っぽくないのですが、日が経つと、～花粉がたつ～といって、粉粉してきます。花びらや、洋服、お部屋を汚さないため、取ってしまうのです。

本当は、花粉があって、完成した美　なのだと思います。

お友達のRちゃんは、いつも、つけたまま飾るわ　と言っていました。　

絵を描く方も、『花粉はとらないで』とおっしゃいます。
以前確認しないで、取ってしまって、とても残念がられたことがあります。
その日、咲いているユリはその１本しかなくて、代用がきかなくて、、。

オレンジ

初めて花屋さんに勤めたばかりの頃『かのうさーん、ユリの花粉取っておいて下さい』と言われ『花粉？何で取るんですか？ティッシュですか？』『、、、、手！』　、、、、、（笑）

ずいぶんお嬢さんだった？もんです。
お花屋さんは、なんでもぱっぱっやらなきゃなので、そんなまどろっこしいことはしてられないのです。
もちろん、その後は、素手で取り続けてますよ。

まあ、でも、みなさんがお家で飾る時に、取るときは、ティッシュでもいいと思います。
優しく包むように、そっと取ってあげて下さい。

もちろん、服や家具を汚さないよう気をつけながら、花粉は取らずに愛でていただくのもよいと思いますよ♪

もし、洋服に花粉がついてしまった時は、『乾いた』タオルで、こすらずはたいてくださいね。
濡らすと取れにくくなっちゃいますよ。

＜草月展＞
１１月１４日（火）まで、日本橋高島屋で、草月展開催されています。
素材の活かし方だとか、色々いつも刺激を受けて帰ってきます。