ユリの花粉って、、

ユリの花粉って、、

2006年11月10日最終更新日時 : 2006年11月10日投稿者 : さわこお花の紹介

本日のすかしゆり。きれいでしょう、、♪
カサブランカ等の大輪の香りのよいユリに対して、香りがなく、花の大きさも手のひらサイズのユリを、すかしユリといいます。

カサブランカ等よりは、一輪のお花の咲いている期間は短いけれど、つぼみもごく小さなものを除いては、次々咲くし、１週間～１０日楽しめます。
プライスも２００円～４００円とお手頃です♪

この後、この『花粉』は、取ってしまいます。

花粉は、咲いたばかりのときは、粉っぽくないのですが、日が経つと、～花粉がたつ～といって、粉粉してきます。花びらや、洋服、お部屋を汚さないため、取ってしまうのです。

本当は、花粉があって、完成した美　なのだと思います。

お友達のRちゃんは、いつも、つけたまま飾るわ　と言っていました。　

絵を描く方も、『花粉はとらないで』とおっしゃいます。
以前確認しないで、取ってしまって、とても残念がられたことがあります。
その日、咲いているユリはその１本しかなくて、代用がきかなくて、、。

オレンジ

初めて花屋さんに勤めたばかりの頃『かのうさーん、ユリの花粉取っておいて下さい』と言われ『花粉？何で取るんですか？ティッシュですか？』『、、、、手！』　、、、、、（笑）

ずいぶんお嬢さんだった？もんです。
お花屋さんは、なんでもぱっぱっやらなきゃなので、そんなまどろっこしいことはしてられないのです。
もちろん、その後は、素手で取り続けてますよ。

まあ、でも、みなさんがお家で飾る時に、取るときは、ティッシュでもいいと思います。
優しく包むように、そっと取ってあげて下さい。

もちろん、服や家具を汚さないよう気をつけながら、花粉は取らずに愛でていただくのもよいと思いますよ♪

もし、洋服に花粉がついてしまった時は、『乾いた』タオルで、こすらずはたいてくださいね。
濡らすと取れにくくなっちゃいますよ。

＜草月展＞
１１月１４日（火）まで、日本橋高島屋で、草月展開催されています。
素材の活かし方だとか、色々いつも刺激を受けて帰ってきます。