ちょっとぎりぎりになっちゃったけど、10月6日(金)は中秋の名月/十五夜です。
秋は空が澄んで、一年の中でも、お月様がきれいに見えると、昔から親しまれてきたお月見。
一方、女心と秋の空?空模様はわからないけど、満月、見えるかしらね。
満月がみえなかったら、十六夜(いざよい)の月でもいいし♪
同じ月を見上げてみましょ。
秋の七草を飾って、月を眺む。
今の時期、お花屋さんの店頭では、以下の4草は会えますよ。
すすき。やっぱりこれは、はずせないですね。
そして、撫子。なでしこって、撫でたくなるくらい愛らしい、、って名前かな。
店頭で会えるのは、昔ながらの撫子が品種改良されたものです。多分、カーネーションの要素が強めで、花持ちをよくしたのかな。
藤ばかま。必ず!手でちぎるように折ってね。ハザミできるのはだめよ。とっても長持ちする花だけど、はさみで切ると水落ちしやすいです。
茎をちぎったら、顔を寄せてみて。いい香りがします。私個人的には食欲がわいちゃう。
お花全体としては、ドライにするとまた↑とは違う香りがしてくるの。むかーしむかしは、着物の胸元にしのばせたり、着物をしまう箪笥に入れておいたりして、その香りを楽しんだとか。
女郎花~おみなえし~
独特の香りは、ちょっと、いい香りの反対かな。でも、ピンク、紫の多い秋の花の中で、きれいな黄色は華やぎを感じさせてくれます。
秋の七草としては、他に、桔梗、萩、葛、があげられます。
以下は、秋の七草ではないけれど、それらと相性のよい草花。
吾亦紅~われもこう~
ちょっと写真ではわかりにくいけど、赤みを帯びた茶色が素敵なの。秋の野花の中でも、人気の高い花です。これも、必ず手で折ってね。
りんどう
これも手折りがおすすめ。
切り花では、咲かない品種も多いけれど、咲く花はその姿を、咲かない花はそのきりりとした姿を愛でてね。
(↑これは、去年のお月見レッスン)
数年前の<家庭画報>の記事でとっておいてあるものがあります。
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~花野~
初秋、見渡すばかり秋の草花が咲き乱れた様を、花野といいます。その様子は、生命力漲る若草が萌える『春の野』とは対照的に、楚々として、どことなく詫びた風情を漂わせています。秋の花が野を埋め尽くす時季は短く、やがて花が消える頃になると、今度は草紅葉。せめて一瞬の美を心に留めておきたいと、日本人は万葉の昔から秋の草を多くの歌に詠み込んできました。
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そして写真に添えられた言葉。
~日本の秋の花は、一種だけ群生するというより、いろいろな種類の花々が 身を寄せ合うように咲く姿が美しい~
うん、そうだよね。。
<思い出す歌>
すすき、月見酒、、というと思い出すのは、この歌。
私の生まれた年に発売された歌のようですが、中学生の時、仲の良い友人が、吉田拓郎サンを好きで、貸してくれたカセットテープにこの曲が入っていました。
う~む。あの頃の私に、この曲に流れる空気感は、きっとわかってなかったはず(わかってたらコワい)だけど、中高生の頃に聴いた曲って、不思議と歌詞まで思い出せますね。
季節感と、情景が目に浮かぶ歌、すきです。
~旅の宿~
浴衣の君は ススキのかんざし
熱燗とっくりの首つまんで
もう一杯いかがなんて
妙に 色っぽいね
僕は僕で あぐらをかいて
君の頬と耳は真っ赤っか
ああ風流だなんて
一つ俳句でもひねって
部屋の明かりを すっかり消して
風呂上がりの髪 いい香り
上弦の月だったっけ
久しぶりだね 月見るなんて
僕はすっかり酔っちまって
君の膝枕にうっとり
もう飲み過ぎちまって
君を抱く気にもなれないみたい
こらーーーーー!!これ、だめ!ですよね(笑) by sawako
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