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アリストロメリアと 様々な ちょっと かわった草花 葉っぱを生産している 片桐花卉園さん。


お伺いするのは三度目。二度目は ほとんど 片桐さんのお庭で バーベキューがメインでしたが笑。



前に 伺ったとき 新宿から 高速バスで来れるんで。

と 聞いていたので、初めて 高速バスで。

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バス停からすぐなんで と 聞いていたので、 バス停から グーグルマップで歩いて2ー3分かな と思っていました。



すると メッセージで どこどこまで来たら 連絡ください バス停まで 迎えにいきます♪と。


あら~ 歩くのに~ と 思いつつ まあ それはご丁寧に と。


実際は、、車で7-8分かしら。 ちょっと 歩くのは 難儀でしたね^^;


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お父様の代から 生産している アリストロメリア。

片桐さん オランダのアリストロメリアの産地さんにも働きにいき 今もその繋がりで やりとりされているそうです。

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アリストロメリア、日持ちもよく 重宝するお花ですが 斑点(スポット)がにがて という方も なかにはいらっしゃいますね。けれど 片桐さんのところで生産されているアリストロメリアはスポットがなかったり、あっても いい具合のアクセントだったり、花弁がスリムだったり、素敵な子たちが多いのです。

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この段咲きタイプは 小輪で 非常に花持ちがいいですし 他の花とあわせると雰囲気がでます。PA050488

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このタイプは まるで 蘭みたい。 一輪挿しにすっと挿しても 素敵♪

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そして珍しい八重咲き!片桐さんのところで生まれた子。

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本当に 珍しくて 多分 片桐さんのところでしか 会えないのではないでしょうか。


オランダの会社に 苗をおくったけれど なかなか 現地でうまく育っていないそうです。

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☆たくさんの品種があるアリストロメリアですが 株立ちも色々と特徴があり、 株もとから 横に湾曲して広がって伸びるタイプは 生産するには ちょっと むずかしかったり。



あまりひんぱんに 切って出荷すると 丈が短くなってしまったり、植え替えによわい品種もあったり。



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☆ひとつの苗は なんと 2000円もするのだそうですが それを3ー5年契約で 生産出荷します。
 1年目は 茎も太いのですが 翌年以降 茎もすんなりとし、バランスがよくなってくるのだそうです。 茎の太さは 同じ面積の中に どれだけ 植えるかによっても かわってきます。


 茎が太い方がいい あまり太くない方がいい というのは 生産者さんの判断によりますが(お花屋さんにとっては どの場面で使うかによっても その希望はかわります)、片桐さんは 茎も太すぎず すんなりした茎に育てるために 少し 密植気味にされています。



☆お花に花粉がでないタイプの品種は 最後 一輪だけ 花を残しておくと 株が まだ 子孫を残すために がんばらないといけないと錯覚して 葉っぱが 黄色くならず 株に栄養を蓄え続けてくれるのだそうです。




☆そして なんといっても ずっと 思いこんでいたこと。 それは、、20数年前 花屋の勉強を始めた頃 花図鑑には アリストロメリアは ユリ科で掲載されていたんですよ。 なので ずっと球根だと。 それが 話を聞いていると どうも タネっぽい。



今さら ちょっと はずかしい気がしましたが 聞いてみると やはり 種だそうです。


たしかに 最初は 百合の仲間とされていて その後 彼岸花の仲間にされ、今現在は アリストロメリア科となっているそうです。



増え方としては 種なんですが 地下茎でも増える。

この地下茎の 株もとが、美しいです! めちゃめちゃ 萌えます。

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☆アリストロメリアの株もとは 地温を15-20度にし 一年中春と錯覚させて もともとは春咲きのアリストロメリアを 一年中出荷させることができているのだそうです。


地温を調整するのは 川の水を 10度にして それを 地中に配した鉄やプラスティックの管に流すのだそうです。

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☆そして その管の入っているあたりに モグラや ネズミがはいりこむのだそうですが、この天敵をやっつけてくれるのが この子!

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このときは 午後のおひさまに まどろみ気味でしたが(笑)とっても頼りになるそうですよ♪


☆また冬は ハウス栽培の生産者さんは 片桐さんに限らず 暖房をいれてあたためるのですが 油の値段は とてもシビアな問題です。

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片桐さんのところでは 一冬で 4万ℓの油を使うので リットル63円として 240万の油代!

これが 10円かわると 40万円も かわってきてしまうのです。



☆ハウスは ビニールタイプと ガラスタイプとあるのですが その違いによっても、また ハウスの背の高さによっても 太陽光線の伝わり方が違って つぼみの色の のり方がかわってくるのだそうです。



つぼみのときに見えているのは 花の外側 ですよね。そこに色が強くのってしまうと、咲いたときの 前からみたときの色味が かわってくる。

たとえば 真っ白のはずが 外側の色によって クリームに見えたり。



そんなことも 見極めつつ 片桐さんが 美しいと思う色味になるよう 日々 工夫して 育てられているのです。



片桐さんのところは アリストロメリア以外にも 多くの草花 葉っぱを育てていらっしゃるのですが、あまりに 長くなってしまったので それは また 別編で♪



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