年別アーカイブ: 2006年

父の日に贈る

2006年6月8日花贈り

涼しげなグリーンの寄せ植え。これはサロンのオープンのお祝い用。
これからの季節、夏の贈りものに、いいですよね♪そう、今月の１８日の父の日とかにもおすすめ。

写真のアレンジはかなり豪華。発送するまでの２日間で、かなりのお客様に褒められて、ご自宅用に即決でひとつ、オーダーもいただきました♪

褒められたって言ったって、これは、例の仕入れ先の＜寄せ植え名人＞さんにお願いしたもの。もちろん、カノシェスタッフも寄せ植えはできるけど、やあ、、この方にはかなわないなあ。いつもアバウトなイメージで、とっても素敵に作ってくださるの。

この半分くらいのサイズから、オーダーできますよ。欲しい方は１週間前くらいから言っておいてもらえれば、オッケーですよ。

さて、父の日用に、お店では、小物類もいろいろ、入荷しました。
気持ちをゆったりさせてくれるバスグッズや、やわらかタオル、夏用スリッパ。

そして、涼しいガラスの器や、ビアジョッキ。

今回、スタッフたむちゃんにディスプレイと、POPをお願いしたんですが、、、。

すっごくいいの！
メッセージがね、心に飛び込んでくるの。
タムちゃん２

やーん、＜大好き！＞なんて、私には、書けないわ。やっぱり、wakasaかしら、、。
タムちゃん１

＜一緒に涼みましょうか＞なんて、くう～、泣かせるねえ！もう、俺が買って帰ろうか、、（←父親気分）

でもね、wakasaだけじゃなく、たむちゃん、メッセージ力！あると思うの。
みなさんも、カノシェお立ち寄りの際は、ぜひ、popにも、目を運んでね♪

父の日に贈るお花。
元気なヒマワリや、南国系のお花もおすすめ。
グリーンアンス

和風の小物と一緒に、こんな涼やかなアレンジはいかが？
これは、今週のレッスン用に私が挿したもの。

うつむき加減の黄色い小さな百合は＜竹島百合＞。今時期だけでてくるかわいい百合です。肉厚で、赤ちゃんがぱっと手をひらいたみたいに咲くの。

ずいぶん前に、この花をご覧になったお客様が、＜えええええ～！！私、竹島ゆりって言うんです～！！！＞と！この花を見ると、毎年思い出しちゃいます♪

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シナモンの香り＆鉢花いろいろ

2006年6月7日鉢花の紹介

すっごくいい香り、しかもシナモンの香りなんて、めずらしい、蘭の＜リカステ～アロマティカ～＞

店頭に＜シナモンの香＞と書いておいておいたら、＜わあ♪ほんとだー。＞＜えーシナモンの香りだって～＞など、通りがかりのお客様の反応も上々。

お母さんが、小さな男の子に＜ほら、かいでみてごらん？＞＜、、、うああ♪ほんとだ、いいにおい！僕、この中にずっといたいなあ＞＜そうだね、でも、ちょっと固そうだよ＞（笑）

あるお客様は、ご自分用とお友達用に。そのお友達は、なんとシナモン大好きな人で、誕生日が過ぎたばかりだったんですって。嬉しい贈り物ですよね。

大きさのわりにお安くはなかったけど、その一つ以外は、ご自宅用で巣立っていきました。
室内の窓際で、育てて、毎年、楽しめますよ。
多分、そんなに流通多くはないと思うので、見つけたときはお見逃しなくね！

ふふふ、これもまた、すっごく小さな蘭。その名も＜ミニミニランラン～夢ちどり＞。
もう～。こういう楽しい名付け親さん、お会いしたいです。
もともと、夏に弱かったのを強く、また、多花性に改良した３０年ごしのお花だそうです。
冬場は地上部が枯れ、そうしたら、水をあげるのをやめます。３月下旬からまた、お水やりを始めると今頃、また咲いてくれるんですって。

お次はマリーゴールドのバニラ。
きれいなクリーム色です。切り花では見たことがあったけど、鉢植えでは、うちでは初めて。
産地さんによって、同じバニラでも色の出具合や質感が違いますね。
ヴァニラ

そして、ダリア。ここ近年、大輪の切り花のダリアがおしゃれな花材として人気ですが、鉢植えの、こんな小さなまんまるちゃんもかわいいですよね♪

そして、カラフル♪ジニア。バニラ、ダリアとともに、秋まで、いっぱいのお花を楽しませてくれますよ。

そして、このダイアリーの私の自己紹介写真にも使っている、ルリマツリのプルンバーゴ。半つる性で、秋まで毎年よく咲いてくれるの。白もありますが、ゆらゆら揺れる感じがすごくすてき。前に地植えになっているおうちで、２メートル四方くらいいっぱいに、このお花が咲いていて、とても心に残っています。
るりまつり

これは、けっこう巨大なの。お庭に植えられる人におすすめ！＜アカンサスモリス＞。今鉢植えで胸丈くらいまであります。ちょっとイングリッシュガーデンの雰囲気がでると思うわ。寒さにも強くて多年草。病害虫にも強いそうです。

数日前に入荷してきた、以上の鉢花たち。はやく紹介しよう！と思っているうちに、大きなアカンサス以外はみんな売れちゃったの。

目をつけた方、次回の入荷をお楽しみにね。それか、どこかで見つけたら、迷わず、ゲット！してくださいね♪

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＜作り手を知る＞こと

2006年6月6日花の品種紹介

～ヒマワリ／オレンジエクレア～

昨日、月曜日。軽のワゴンにお花を満載にして、店主が市場から帰ってきました。

車のドアを開けると、沢山の花！花！

どき。目が合ったのは、きれいな大きなヒマワリ。＜レモンエクレアとオレンジエクレア（草花園さん産）＞。

『草花園さんの入ったね♪』『あ、もう見つけた？』

街の人波の中で、知り合いをぱっと見つけた、そんな嬉しい気持ち。
草花園さんのお花は、なんか、オーラがあるの。光ってるんです。

うちが、草花園さんのお花を仕入れるようになったのは、去年の夏の終わり。茶色のヒマワリからおつきあいが始まりました。

マリーゴールド、ジニアのダブ、カレンジュラ、、、と楽しませていただき、季節はめぐり、またヒマワリのきれいな季節。

考えてみると、黄色系のヒマワリは初めての仕入れです。
でも、花のむこうに、作られている＜二人のお顔＞が見えました。

私も、この＜二人のお顔＞を見た時に、以前から知ってはいた＜草花園さんのヒマワリ＞に、どうしても会ってみたくなったんですよね。

（写真は、本文と関係ないけど。ギガンジュームとアガパンサスの受付花）

＜作り手の顔＞を知るって、とても大切なことだと思っています。

tomoちゃんの手作り小物。私は、その世界が大好きで、心射止められっぱなしですが、多分、tomoちゃんをしっているからこそ、あたたかみを感じて、いとおしくなる。

岩ちゃんのビーズアクセサリー。もともと、自分の洋服にも合うデザインなのだけど、おしゃれな彼女を知っているからこそ、身につけると、心浮き立つのだと思う。

スタッフ花佳子さんのお庭のお花たち。時々、お店に持ってきてくれますが（売り物じゃないよー）
いつも感じます。ああ、花佳子さんのお花だって。優しくて、ふわんふわんして、愛らしいのです。

作り手さんを知ることは、その作られているものに対して、より愛着が湧く。
また、それが、お客様に、より強いメッセージとして伝えられたり、より、美しいアレンジができることにも、繋がっていくのだと思うのです。

産地さんにも行って見たい。そう思って、もうすぐ一年経っちゃう。
勉強熱心なお花屋さんの中には、あちこちの産地さんを訪ねてらっしゃる方も。

そんなお花屋さん、もし、行かれるときは、誘ってくださいね～！よろしくお願いします！

本日オススメのバラ、ビアンカキャンディと、スプレーバラのロゼンダ。深い赤紫の夕霧草（写上のギガンジュームの足もとにも使ってます）とアストランチャーで、色をひきしめて。

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売り上げ↑

2006年6月4日お仕事雑記

花は幸せな気持ちにしてくれるもの。

お客様には、できるだけ、＜お金＞を意識しないで、お花を選んでもらいたい。
＜わあ♪きれい＞と思って、気軽に連れて帰ってもらいたい。

でも、プライスがついてないと、かえって、どきどき、、。いくらなんだろうって、＜お金＞を意識してしまう。なので、もちろん、ちゃんと、プライスは種類別につけています。

でも、＜￥＞＜円＞マークは使わず、＜yen＞で、書いています。それが、一番＜お金くさく＞なく、オブラートでいいかなと思って。
芍薬濃いピンク

お客さんに喜んでもらって、お代までいただける、、本当にありがたい仕事だと思っています。

できれば、プライス以上の満足！をお渡ししたいといつも思っています。

＜売り上げ＞、、現実的な言葉です。
でも、花屋を生業としている以上、＜売り上げ目標＞はあります。

あくまでも、売り上げは＜目標＞であって＜目的＞ではないのです。
芍薬白

＜売り上げがよかった＞ということは、＜多くのお客様が満足してくれた＞
＜売り上げが伸びている＞ということは＜そのお客様が、また来てくれたり、新しいお客様が喜んでくれた＞～証あかし～だと思うのです。

がんばったねっていう、表彰状のようなもの。
芍薬淡いピンク

店にとって＜現状維持＞は、イコール衰退です。＜今のうちが一番。このままでいい＞と思った時点で、下降のきざしはすでにあるのです。

だから、いつも、前進！しているのか、把握しておくことが大切です。
喜んでもらえているかの、バロメーターだから、ね。

最後は、作り置きのブーケ。どちらも、１８００円くらい。前にも書いたけど、２０００円未満くらいのブーケ作るの、私得意なんです。

この値段で、こんなに素敵に♪（←超自画自賛）まあ、お花のおかげなんですけどねっ

珍しいバラ＜ラナンキュラ＞を使ったブーケ。