写真のお花は、普段お世話になっている養老ホームさんのお誕生会用のお花。
いつもなるべく、はっきりした濃いめの色をつかうようにしています。年代で好みを、すべてくくってしまうことはよくないけれど、ご来店のお客様の様子を見ていても、淡い色より、濃いめの色を好むおばあちゃまが多いです。
おばあちゃまにお花を贈るとき、落ち着いた感じにとオーダーされる方もいるけれど、気持ちが華やぐ色合わせもおすすめだし、ちょっとかわいすぎるかなーというアレンジも意外と喜んでいただけるんですよ。いくつになってもかわいいものはスキなのです♪
ピンクは、若返りの色、心をいやしてくれる色とも言われているし、赤は、血行を良くして、活力を与えてくれる、オレンジは、食欲を湧かしてくれるそう(私、オレンジスキだから、いつも食欲もりもりなのかなー)。
写真のお花は、予算は抑えめなので、そういうとき活躍してくれるのは、ガーベラ。顔が大きくて、今日の子たちは1本110円。優しい春のスイートピーも手頃だし、ちょっと濃いピンクのアリストロメリアも1本から何輪もついているので、切り分けてボリュームアップにお役立ち。
今、生徒さんで、OLさんから、花屋さんに転職したいと、レッスンにきているMさん。彼女の場合は、必ず毎回花束を組んだ後、アレンジの練習をしてもらっています。昨日、花束の練習で<花合わせがむずかしい>と言っていました。お客様の要望をベースに、きれいに、しかもそれ相応の見栄えをだす組み合わせを選ぶのには、お花それぞれの特性(どういうふうに使うとそのお花がいきるのか)や、その時のお花のプライスも頭にはいっていないとぱっと選びにくいのです。多分、近道はなくて、何回もいろいろな組み合わせで、作ってみることの積み重ねかもしれません。あとは、花屋さんや本でみた組み合わせで、ああきれいだなと思ったものは、書き留めておく。そうして見つめ直していくことで、自分がきれいだと思うものが、自分の中でふつふつと見えてくる、ような気がします。
私自身がすきなのは、ざっくり自然体なんだけど、どこか雰囲気がある花束。なかなか、むずかしいです。きれいだなーと思うままに花材を集めて合わせていくと、うっわーこれすごくいい!と思うのに、それを組み直すといまいちになることも。
出来上がりをある程度イメージしながら、あとは花に誘われながら、自然にあわせていくのが、よいのかな、と思っています。
そして、花合わせに慣れてきた頃こそ、慣れずに!パターン化せずに!いつも、<花>に、<きれい!>に向き合っていきたいと、自戒をこめて、思うのでありまーす。
<嬉しかったこと>
先日、切り花の水揚げのとき、スタッフ花佳子さんが、スプレー咲きのストックを包んだ新聞をほどきました。そのとき<もう~なんだか嬉しくなっちゃいますね♪>と。
そう、ほどいた瞬間、春がいっぱいになるんです。その時のストックは、とってもきれいな子の上、ボリュームも満点で、それを抱きかかえていると、ほんとに幸せな気持ち。私も、ストックを水揚げしていると、ああ、ストックだけの花束とかもいいなあ、、と、うっとりします。
花佳子さんのいいなあと思うのは、そういう風に、感じたことを言葉にしてくださること。言葉にしてくれることで、幸せは、まわりにもふんわり広がるのです♪
そうそう、HPのスタッフ紹介コーナーに、花佳子さんもようやくアップできました~♪ストックを抱えた花佳子さんに会いたい方は、カノシェのホームページのメニューの<お店紹介>をご覧くださいね!
PS またまた、ともちゃんのかわいい手作り小物、登場!ちかいうちにアップしますのでお楽しみに!(私が買いたくて仕方ないのー)&お近くの方は、お早めにね!みんな一点ものよ!
お花のギフト フローリスト カノシェ
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