茶色ひまわり

(秋ちゃん作。バラはキャラメルアンティーク。金井さんのひまわり)

随筆家 青木 玉さんの文庫『手もちの時間』より。
~夏すがた~

以前は夏と冬とどっちが好きかと聞かれると、迷わず夏と返事をした。この頃は暑さも応えるが、寒くて縮こまっているよりは、まだ暑いほうがいい。

泳ぎが出来ないから、海へ行く楽しみはないが、氷あずきも食べたいし、夜の縁側で線香花火の赤い玉が、じぶじぶいいながら大きな花をやみに散らし、しまいには細い柳がすいすい流れる、そんな僅かなことが楽しかった。

ミミ

(私作。鈴野さんのミミエデン)

空にはセミもとんぼも、庭の沓脱ぎの大きな石のかげにはとかげもいた。
泥をまぶした汚らしいのは嫌だが、背中が青緑色でと着に紫に縞が光ってみえる立派なのが、真昼の焼ける乾いた土の上を、走っては止まり、走っては止まりしているのを見ると、やはりきれいだなあと、水撒きをしている手が止まる。

リトル

(タムちゃん作。100歳のお祝いに。ローテローゼと鈴野さんのリトルマーベル)
(中略)

口紅のいささか濃きも涼しけれ  久保田万太郎
こんなくっきりと鮮やかな夏姿に逢いたいものだと思う。

花束ピンク

(花佳子さん作。カーネーションも、きれいでしょ?)

青木玉さんの文章は、心を豊かにしてくれる。小さな幸せで心が満たされる感じがする。


もうお一人、大好きな随筆家、宇野千代さんの文章は、心に喝!をくれる。いつも、背筋をのばして、前を向いて歩いて行きたい、そう思わせてくれる。
私が、ヴィナス、ヴィナスと、自分を言うようになったのは、宇野さんの本を読んでから。
前にも書いたと思うけど、、好きな文章なので、もう一度。


~自信は成功の鍵である~という編から。
(前略)
私はどっちかと言うと、『あたしは肥ってるけど、平気で白っぽいきものを着てるのよ。何だか、その方が却って、ふっくらして見える、と、そう思ってるのよ』と言う風に、多少は、自惚れてるような言い方をする人の方が好きです。おかしなことですね。自分で自分のことを、白いきものは似合わないとか、これこれだから、私は駄目だとか言って、くさす人は、人の眼にも、くさした通りの印象を与えるものなのです。
 
みなさん。みなさんは、ぜひとも、この私のように、皺や汚点(しみ)が出来て、梅干しのようなおばあちゃんになっても、、『おや、何だか、ウ゛ィナスのようだわ』と、自分の心の中で、内証で、お思いになるように、と、おすすめする訳です。

あなたは自分には能力がある、と信じきっています。その能力を生かしきるまでは、それこそ、芯でも死にきれないと、あなたは思っているのです。

ご自分の体の片側に、どんんい火のつくような危難が近づいていようとも。あなたは能力ある人間として、毅然たる態度で生きて行く義務があるのです。そうです。それが能力ある人間の義務だからです。


ヒマワリ

(花佳子さん作。折原さんのヒマワリ)

今、読み直しても、体の底に、元気の源が生まれてくるのを感じます。

あ、でも、ちょっと気づいちゃいました^^;
『ヴィナス』て、内証でお思いにならなきゃ、いけなかったんですね^^;

私は、正々堂々『ヴィナス』と言っちゃってるから、、、(笑)。

そう、宇野さんの言葉が『ビーナス』でなくて『ヴィナス」だから、『ヴィナス』なんです。
そして、言い慣れてくると、ビーナスだと、なんだか、間延びしていて、気合いがはいらないんですよ(笑)

最近、手帳をつけ始めました。
自分用にカスタマイズできる手帳。

スケジュール管理ではなくて、やりたいこと、思いついたこと、いい言葉、などを書き込んで行く手帳です。
kojiは、毎日つけています。私は、最近始めて、ぼちぼちつけています。

そこには、自分の目指す道のキャッチフレーズみたいのを、日々のページに印字してあるんですね。
えへへ♪私のはね『最強ヴィナスへの道♪』です。

すごいっしょ。
あ、なんか書いてたら、元気出てきた(笑)。

今日は、お休みで、また、家にこもってます^^
ちっとは、でかけるかな~?
ガーベラカラー

(私作。バラは、ガーデンスプリング。折原さんのハーブゼラニューム)






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