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お久しぶりです。一週間以上 ブログの更新あけてしまうの なかなか ないことなのですが。。
先週 年明け 2泊3日で 台湾へ 花の旅へ 花屋仲間さん6人で行って参りました。

今回の圃場見学は すべて 翠光園芸さんの社長さんと妹さんが 組んでくださり、一日中ご案内してくださいました。 



こちらは 黄色の小さな蘭 オンシジューム。

台湾の気候にこのオンシジュームの生産は とてもよく合っているそうです。

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ひとつひとつの花型が ダンスをしている女の子のように見えるので

別名 ダンシングレディオーキッドとも 言われています。



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品種によって 密度は高いけれど ボリュームがある分 花の枝がしなりやすい など 品種による特性もあります。



ひとつの株は 2年目から5年目まで お花を出荷することができるそうです。



翠光さんの思う いい品質のオンシジュームというのは 

☆花弁の厚みがある

☆ステム(茎がしっかりしている)

☆枝張りがよく ボリューム感がある→成長が早いと 分岐している枝の角度がせまく 同じ枝数がでても 見た感じのボリュームがおちますが、ゆっくり成長させると 角度をもって 横に広がり、見栄えよく育つそうです。



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翠光園芸さんは 台湾で生産された花を とりまとめ 日本へ輸出している 商社さんです。

そうした商社さんは いくつもあるのですが 他の商社さんでは オンシジュームの全長と枝の数で
オンシジュームの規格をきめているけれども 翠光さんでは それらに加えて、独自に 花が着いている部分の長さもあわせて 規格分類されているそうです。

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全て日本で 一度 検品してから 国内の市場へ出荷されます。

また 台湾の中でも 中部 南部 といった 産地の場所によって 花の傾向が違うため 同じ市場へは 同じ産地のものを揃えるようにされているそうです。





また 切り前(圃場でどれくらい開花したところで 切って 出荷するのか)も 夏は 7分咲き、冬は 8、5分咲きとしているそうです。




オンシジュームの株は 5年間と 先に書きましたが 、2ー3年目の株が 一番いいそうです。
ただ 株ももちろん 仕入れるので 一番良い状態のものばかりで生産するのでは コストがかかってしまうので、安定した収益を得られるよう 3分の1ずつ 年度の違う株を 管理して生産していくよう 出荷スケジュールを組んでおられるそうです。



多くの輸入商社さんとは 違って 翠光園芸さんでは そうした 生産、出荷スケジュール、生産指導 勉強会など 通常 日本国内の 農協さんのような立場の仕事をしながら、輸出をされているのです。



このときは お花は なかったですが バンダ。

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作業場で バナナと 芭蕉の実(奥)を出して下さいました。

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芭蕉の実は バナナとそっくりですが 香りがよく 甘すぎず 美味しかったです。

この大きな木が芭蕉。

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ご夫妻と お孫さんかな?3歳くらいのかわいい女の子。 大きなお目めで バナナを食べながら、私たちのこと じっと みていました。

ご主人は つぎつぎ お茶を注いでくださり 奥さんは バナナをすすめてくださり、言葉は通じないけれど 笑顔いっぱいで もてなしてくださって、、、



今迄 輸入の花には そんなに興味が湧かなかった私ですが 日本と同じように 国は違っても、みんなそれぞれの場所で 一生懸命 心をこめて お花に向き合っているんだな、、と

当たり前だけど 家族がいて、色々日々あるだろうけれど 笑顔で お客様を迎え、圃場の猫は やっぱり日本と同じように お花の天敵のネズミを退治してくれる。。



今迄の 自分の中の何かが がらっと 剥がれ落ちたような 瞬間でした。

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続いて オーニソガラム サンデルシー。

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サンデルシーの向こうには カラーのハウスが。

こちらは この日は 生産者さんとは お会いできず ハウス内は みることはできませんでした。
というのも 通常にない 寒波で ぐっと気温が低く その日の出荷作業をとりやめた生産者さんがいくつかあり、この日の圃場の予定も ぎりぎりで 他の産地さんをあたってくださり 成立したのでした。

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このサンデルシーは 3ー4輪 お花が咲いたところで 切り取り出荷されるそうです。


カラーはハウスで育てると 背が高くなりますが 茎がやわらかく太さがとりにくく、露地で育てると色よく、太さもあるけれど 背が高くならない といった傾向があるそうです。



こちらはリアトリス。 国産では 夏を中心に出荷されていますが 台湾では 一年中出荷されているそうです。

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ここは 刈り取られた後の圃場。

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圃場の脇には パッションフルーツが たわわになっていました。

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出荷前の保冷所。

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続きは また!





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